継母、帳場に立つ
守る側の家族再建
二十年来の友だった先妻と交わした「この店は大きくせず、綺麗に畳んで子らに分ける」という約束を隠したまま、後添えに入った元・掏摸の女が、店を乗っ取ろうとする番頭から4人の子を守り抜く。
木版画調・朱と藍・障子越しの昼

50案から10案。1ジャンルにつき1本だけ採り、それぞれ別の絵柄で3×3のグリッドにした。9コマは名場面の寄せ集めではなく、第1話がそのまま読める並びになっている。
守る側の家族再建
二十年来の友だった先妻と交わした「この店は大きくせず、綺麗に畳んで子らに分ける」という約束を隠したまま、後添えに入った元・掏摸の女が、店を乗っ取ろうとする番頭から4人の子を守り抜く。
木版画調・朱と藍・障子越しの昼

予知して備蓄
三十日後のレシートが毎朝プリンターから出てくる女が、薬を冷やし続けないと死ぬ弟のために商店街ぐるみの備蓄を始めるが、最初の一枚で儲けて潰した乾物屋の息子に恋をしてしまう。
水彩寄り・夕焼けの橙・鉛筆の線

身代わり契約結婚
弟妹を引き取る金のため姉の代わりに一年契約で嫁いだ元侍女の娘が、触れた物に持ち主の隠しごとが文字で浮かぶ能力で壊れた家を継ぎ直すうち、亡き前妻の薬瓶に五年前の自分の署名を見つける。
油彩寄りの古典西洋・深緑と金・蝋燭

薬屋型ミステリー
ギルドが金貨十枚で売る薬を台所の材料だけで作れる少女が、年季奉公に取られた弟を買い戻すため毎話ひとつ高い薬のからくりをばらしていく——が、十年前の毒の処方を書いたのは九歳の自分だった。
図鑑調・線画+淡彩・薬草の緑

チャット劇
打っては消した一行が見える結婚相談所の事務局員が、自分の力を隠したまま、恋してしまった会員を別の誰かと成婚させるために、本音を禁じる規約と戦う。
フラットUI主体・白と水色・灰の消し文字

大人の女性の再生
娘を置いて家を出たまま死んだ52歳の女が、声と記憶を写した家庭用AIとして遺品の箱で娘の家に届き、毎日1件ずつ復元されていく生前の自分のログから娘を守ろうとする。
無機質・細線・波形の青・機器の発光

関門サバイバル
もう一度あの子の家に帰りたい旧型の育児ロボが、毎月の査問で仲間に仲間を告発させる回収公社へ、告発ではなく推理で挑む——自分が一体ではないと知らないまま。
硬質SF・青灰と橙のランプ・濃い影

太奶奶型
九尾の血筋という嘘で旅館の格を守ってきた九百歳の初代女将が、尾のない野狐という出自を隠して若い下働きに化けて宿へ戻り、血統鑑定人から曾孫の代の宿を守り抜く。
和の中間色・藍鼠と行灯の橙・にじみ

追放領地経営
五年前の坑道事故で死んだことになっている前経営者の娘が、名を変えた再建コンサルとしてファンドに廃鉱の町へ島流しにされ、債権と株を一枚ずつ買い集めて、一族を潰したファンドそのものを買い戻す。
北欧グラフィックノベル調・雪の白・太い輪郭

擬人化ペット
六代続く名家の跡取り猫として崇められている白猫が、自分は路地から掏り替えられた野良の子だと知り、登録を消される前に、まだ路地にいる本物の弟を家族としてこの家に入れようとする。
高彩度・墨+蛍光・香港のネオン
